マイクロ法人×マネーフォワード会計｜料金プランの選び方

2025年6月10日

マイクロ法人を設立したあと、

会計ソフトはどれがいい？
マネーフォワードの料金プランはどれを選べば損しない？

と悩む方は多いのではないでしょうか。
とくに個人事業主から法人化したばかりの方は、経理や税務の違いに戸惑いがちです。

私自身もマイクロ法人を立ち上げた当初、会計ソフト選びには非常に迷いました。
クラウド会計の中でも評判が高い「マネーフォワードクラウド会計」には複数の料金プランが用意されており、それぞれできること・できないことが異なります。
「ひとり法人プラン」や「スモールビジネスプラン」など、どれを選べば自分の法人に合っているのか、公式サイトだけでは判断しにくいのが現実です。

この記事では、実際に私がマネーフォワードクラウド会計を導入して運用している実体験をもとに、各プランの特徴と選び方を初心者目線でわかりやすく解説します。
私が「ひとり法人プラン」ではなく「スモールビジネスプラン」を選んだ理由も赤裸々に紹介しますので、会計ソフトで失敗したくない方や、コストを最適化したい方は、ぜひ参考にしてください。

初めてのマイクロ法人には「ひとり法人プラン」がおすすめです

マイクロ法人を初めて立ち上げる方には、「マネーフォワードクラウド会計」の「ひとり法人プラン」が最もおすすめです。
理由は、マイクロ法人向け会計に必要な基本機能がそろっていて、コストも月払い3,980円/月、年払い一括支払：29,760円/年（2,480円/月）と最安水準だからです。

会計ソフトの選定では、「月額コスト」と「自分で経理できるか」が最大のポイントになります。
ひとり法人プランは、「一人会社」のようなシンプルなマイクロ法人を想定して設計されており、請求書の発行から会計帳簿の作成・税務書類の出力まで、ひと通りの機能が揃っています。
クラウド型なので、パソコンやスマホからの操作性も良好です。

また、「クラウド会計」だけでなく「クラウド請求書」「クラウド経費」もまとめて使えるため、法人運営の“経理まわり”をまるごとカバーできるのも大きな魅力です。

会計知識があまりなく、決算申告だけ税理士を付ける予定のマイクロ法人には、「ひとり法人プラン」が最もコスパ良く、安心して使える選択肢です。

私自身も開業当初からマネーフォワードクラウド会計を使っており、法人経理の不安がかなり軽減されました。
初期コストを抑えながら会計を自力で進めたい方は、「ひとり法人プラン」から始めるのがベストです。

マネーフォワードクラウド会計

ちなみに、「ひとり法人プラン」を契約したあとに必要な手続きについては、以下の記事でチェックリスト形式でまとめています。
漏れなく対応したい方は必見です。

私が「スモールビジネスプラン」を選んだ理由【実体験】

ポイントは「税理士にどこまで任せるか」

「ひとり法人プラン」はコスパが魅力ですが、給与計算や年末調整など税理士との連携を想定している場合には不向きです。
私はこれが理由で、「スモールビジネスプラン」を選びました。

マネーフォワードクラウド会計の「ひとり法人プラン」は、月払い3,980円/月、年払い一括支払：29,760円/年（2,480円/月）とリーズナブルで、会計と請求書機能が使える反面、他のサービスとの連携（給与計算など）に制限があります。
私の場合、法人で役員報酬を支給し、年末調整は税理士に一任しています。
その際、税理士にアカウントを渡して年末調整をお願いするには「スモールビジネスプラン」以上が必要になります。

プラン名	向いている人	税理士の操作	コメント
ひとり法人プラン	決算申告だけ外注する人	制限あり（操作不可）	会計入力は自分で行い、決算だけ税理士に渡す人向け
スモールビジネスプラン	給与や年末調整も含めて依頼したい人	税理士に操作権限付与可能	複数ソフトの連携・業務分担がしやすい

「スモールビジネスプラン」を実際に使用してみると、給与計算・年末調整・マイナンバー管理まで一括で任せられる点が非常に便利で、「税理士＋クラウドサービス」の組み合わせで効率よく決算が進みました。

「ひとり法人プラン」は低コスト運営に最適ですが、外部との業務連携が前提となる法人運営には適さないこともあります。
私のように、給与や年末調整を外注したい場合は、「スモールビジネスプラン」を選んでおくと安心です。

私のように税理士とチームを組んで効率的に法人会計を運用したい方は、マネーフォワードクラウド会計の無料体験から始めてみてください。

マネーフォワードクラウド会計

あわせて、法人の作り方から実務まで知りたい方は、こちらの記事も参考になります。